山形地区児童教化連盟(略称:山形児連)とは?
主に山形県内で活動しており、各寺院に「子ども会」が立ち上がることを願いとし、日曜学校並びに寺院子ども会の育成と相互の連携及び児童教化の実を挙げることを目的としています。今まで目的達成のために、寺院を会所としての子ども報恩講の開催や、子ども会を開きたいお寺のお手伝い、児童教化に関する研修などといった事業を行ってきました。
これから子ども会を始めようと考えていらっしゃるご寺院様、お手伝いできることがありましたら、ぜひお声がけください。
また、子ども会だけが児童教化ではありません。
法事のときに、子どもがお参りに来られたら、子ども念珠をあげたり、ご法話で子どもにわかりやすい言葉を意識してお話したり、それこそ、ただ「こんにちは」と挨拶をするだけでも児童教化になるのだと思います。関わり合いの中で、子どもたちと共に「私」が教化されていくことこそが児童教化なのではないでしょうか。
できることだけでも、児童教化をやってみませんか?
山形の児童教化連盟のあゆみ
前身となる真宗大谷派山形教区児童教化連盟は、1986 年 12 月 6 日に旧山形教区の有志によって旧山形教区外郭団体として発足しました。
歴史を重ね、様々な事業が行われてきました。夏にはキャンプ場などの自然豊かな施設で「子どものつどい」を開催し、様々な班ごとのリクリエーションや、テーマに沿った話し合いを行い、「いのち」について深めあったり、冬には山形教会で「子ども報恩講」が開催され、皆でお参りをして、手巻き寿司のお斎が定番になりました。
連盟委員が入れ替わりながら、児童教化の願いを繋いできましたが、2018年には、規約改正が行われ、教区改編を意識するなかで、山形教区児童教化連盟の意義と存続について当時の委員で確認し合いました。
「各寺院に児童教化を」という願いに立ち返り、様々な寺院を会所としてお借りして、「子どものつどい」「子ども報恩講」を開催するようになりました。
その経緯もあり、「山形県の寺院に児童教化の種をまこう」という思いから、2022年の教区改編では東北教区に編入せずに、山形教区児童教化連盟は解散し、2022年7月11日、山形教会関連団体として新たに発足した山形教区児童教化連盟へと、願いは引き継がれました。
役員(2024年7月〜2026年6月)
委員長 榊 法盡(山形第二組 皆龍寺)
副委員長 水澤 龍貴(山形第四組 即圓寺)
会計 藤戸 麻奈美 (山形第三組 昌願寺)